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第1編 民法 【法人】とは?

法人

①法人と自然人

法人という言葉の意味は知らなくても、この言葉を聞いたことがあるはずです。

学校法人、宗教法人、財団法人、社団法人と、法人の名のつく団体は世の中に数多くあります。

株式会社などの会社も法人です。法人とは「法によって人格を認められた存在」という意味です。

社会の中で様々な取引行為を行うことで、効率よく活動できる場合も多いのです。人の集団を社団と呼び、財産の集まりを財団と呼びます。

もしも、権利義務の主体になれるのが自然人だけだとすると、集団の取引はややこしくなってしまいます。

集団が組織的に売買などの取引行為を行う場合、集団の名前で権利を得たり、義務を負ったりすることができれば、不要な手間を省くことができ、取引は簡潔なものになっています。

そこで、一定の手続きを経た団体に法律上の人格を認めたものが法人なのです。

これにより、法人は物の売り買いや、使用人の雇用などを法人自身の名前で行うことができるようになります。

様々な種類の法人が存在しますが、農業共同組合や医療法人などの一般社団法人や一般財団法人については「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」にその設立手続きが規定されています。

②法人の能力

法人として人格が認められた場合でも、自然人と全く同じに活動できるかといえばそうではありません。

法人の能力には、自然人と異なるその性質から、一定の限界があるのです。

自然人の場合には権利能力の範囲が法で限定されているわけではありません。

しかし、法人は、一定の目的をもって存在し、その目的を達成するために人格が認められたのものです。

目的の範囲を超えて行為することはできません。

民法34条が、法人は法令の規定に従い、定款・その他の基本約款で定められた目的の範囲内において、権利を有し、義務を負うと規定したのはその意味です。

法人が目的の範囲を超えて取引行為などを行なったときは、その行為は効力を生じません。つまり無効なのです。

 

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