未分類

代理

2 顕名(けんめい)主義

代理権があるわけでは、代理行為によって本人が直接に権利を得たり失ったりするには不十分です。

代理行為をするに際して、代理人Bが「A代理人B」というようにAの代理人であることを表示し、

直接に権利を得たり失ったりする本人の名前を明らかにしな

ければなりません。

3 代理人の能力

法定代理の場合と任意代理の場合とで異なります。

任意代理の場合は、制限行為能力者であっても構いません。

代理行為によって直接権利を得たり失ったりするのは本人であり、代理人ではないからです。

もし、制限行為能力者を代理人に選んだことによって本人が取引上何らかの損害を被ったとしても、

それは自ら意思表示をしなければなりませんから、意思能力は必要です。これに対し、法定代理人である親権者や後見人は、

行為能力者でなければなりません。

4 代理行為の瑕疵

実際に代理行為をするわけです。

代理人は本人に代わって意思表示をするわけです。

したがって、代理行為に心裡留保、通謀虚偽表示、錯誤、詐欺・強迫があるかどうかとか、

ある事実について善意であるか悪意であるかどうかは、本人ではなく代理人を基準に判断されるのが原則です。

5 無権代理

代理権がないのにあたかも本人を代理する形で行為することを無権代理といいます。

この無権代理は、表見代理と狭義の無権代理とに分かれます。

表見代理というのは、無権代理人と本人の間に一定の関係がある場合(例えば、かつて代理権を与えたことがあるが、今は消滅しているなど)に、

相手方が善意無過失である場合に限り、代理権のある場合と同じように扱うものです。

狭義の無権代理というのは、無権代理人と本人との間に表見代理を成立させるような一定の関係がない場合です。

6 表見代理

表見代理とは、無権代理であるにも関わらず、相手方からみて代理権があると信じてしまうような客観的な事情があり、

そう信じてしまうのがやむを得ないような場合で、

しかも本人の側にそのような外観を生んだことに責任がある場合に認められます。

本人は自業自得ですし、このような場合は相手方の信頼を保護して取引の安全を図る必要性もあるからです。

7 狭義の無権代理の場合には、本人の追認、相手方の催告、取消し、無権代理人の責任が問題となります。

追認(ついにん)とは無権代理行為が本人に利益がある場合などに、本人自らがその効果を引き受けようとするときに行われます。

代理権が欠けていたという法律行為の欠点を本人が事後的に補充するものです。

-未分類

Copyright© 宅建資格をたった2ヶ月の勉強で取得した   りょうぽんブログ , 2021 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.